スズキ・ジムニー/ABS警告灯修理(C1021)
2026/09/18

事前のお問い合わせでABS警告灯がときどき点灯すると聞いていましたが、ご来店時は常灯していました。
はじめに診断器をつなぎダイアグコードを確認。 「C1021 ホイールスピードセンサー電気系統異常FR」 右フロントに異常があるようです。
次にECUデータモニターでセンサーが反応しているか確認、他の車輪と比較すると少し差はあるものの車速は検出していました。
次にフリーズフレームデータでどんな状況でダイアグコードを検出したのか確認しました。
「車速0㎞」!?
IG ONのイニシャルチェック時?停車中? 走行しなくても不具合が出ているようです。
実際に車両を確認すると車両の下廻りやブレーキなど錆が多く付着していました。 もしかしてセンサーやピックアップローターにも錆が付着しているかも?とブレーキを分解し確認。 実際に錆・鉄粉が付着しており、まずは清掃しもう一度ダイアグコードを確認。 ダイアグコード消去できず。

車速を検出できるということはセンサーやハーネスは導通している。 しかし何らかの原因で抵抗大きいのでは? センサー・ハーネスの抵抗値を測定してみました。
修理書の基準値:1.2KΩ~1.6KΩ
左フロント:1.3KΩ→正常

右フロント:10.6MΩ→これは異常ですね!

スピードセンサーを取り寄せて部品を交換しました。
ダイアグコードを消去→異常を検出しなくなったので消去できるようになった。
IG ONでのイニシャルチェックでは1秒ほど点灯したのち消灯→正常。
エンジン始動後消灯→正常。 ECUデータモニターで車速を検出しているか確認→正常に車速を検出。
センサー及びハーネスの抵抗値が増大してしまいABS警告灯を点灯させていたようです。 試運転でも問題なく、無事お客様へお車をお渡しすることができました。